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難しい・・・ Hallelujah


咳をゴホゴホさせながら、思いついてオリンピックを見てみることにした。もっとYouTubeに出ていると思ったけど、出てなかった。放映権ね。NBCのクリップしかみつからなかった。もっと他にもあるのかもしれないけど。

開会式はよかったな~。カナダらしいね。暖かい心が伝わってくるような開会式だった。そんなモントリオール、そしてウィスラーにも父母を連れて行って上げられたんだ。まだ二人とも元気だったころ。電話で話した時、ジャスパーへの列車の旅のこと、父はまだ覚えてくれていた。彼は、そんな思い出と共に、オリンピックを見ているだろうか。息をのむ絶景ばかりで、父は居眠りをし始めていた。ポカポカとした幸せの中の旅だった。

KD Lang という歌手が歌った歌、Hallelujah は映画、Shrek で初めて聞いた。意味がよくわからなくて、ただ雰囲気でしんみりと、でも心に染み入るような曲だった事だけ覚えている。今回も、みんな涙を流して感激していたね。私は・・・一生懸命、意味を理解しようとしたけどだめだった。だから、ネットで歌詞を探してきた。歌詞を読んでも、難しいよ。もともと、Lenard Cohen と言う人が作曲、そして歌っていたが、多くの人が、彼らの理解で歌っているという事がわかってきた。そんな中で、KD Lang が選ばれたというわけだ。

それにしても、この歌の読解は難しい。何回も聞きなおし、読み直しても、まだ不確か。まさに言葉の裏、比喩を理解できないと、雰囲気だけの世界で留まってしまう。それで・・・私なりの解釈、理解の結論に挑戦してみよう。

“Hallelujah”

Now I’ve heard there was a secret chord
That David played, and it pleased the Lord
But you don’t really care for music, do you?
It goes like this
The fourth, the fifth
The minor fall, the major lift
The baffled king composing Hallelujah
Hallelujah  Hallelujah
Hallelujah  Hallelujah

ここはね、どうやら旧約聖書の知識がないと理解できない。なぜなら、Davidとはイスラエルの国王となったダビデ王の事をさしているらしいから。そもそも、彼はまだ若い頃、竪琴の名手だったのか、それが理由で神から特別扱いされるようになるのか、あまり知識のない私にはわからないが、その辺の事に触れているのね。

まるで秘密のコードがあったのか、ダビデは神をも魅惑した。そして、4番目、5番目の弦、マイナー、メジャーのコードと、歌う。彼は、同時に、質問している。音楽なんて興味ないでしょ。言い換えれば、音楽の事、知らないでしょ。・・・たぶん、この「音楽」こそが、この歌の鍵を握っているんだと思うんだ。「人生」と言い換えれば、この後に続く歌詞がわかってくる(ような気がする。)

Your faith was strong but you needed proof
You saw her bathing on the roof
Her beauty and the moonlight overthrew you
She tied you
To a kitchen chair
She broke your throne, and she cut your hair
And from your lips she drew the Hallelujah

ここも、メチャクチャ、旧約聖書を知らないと理解できない。そこで、調べてしまった。このサイトには簡単にストーリーが書かれている。

晴れて王様になったダビデだけど、ある夜、月の光に照らされて沐浴している女性を見てしまう。ここでの You はダビデに話しかけている。でも、それは世の男性群に問いかけていると言っていい。ダビデは神への忠誠を試される。そして、彼は彼女の美しさに屈してしまう。台所の椅子に縛り付けるという比喩は力を取り払われた表現。王座も壊し、髪の毛も切られる。これも、上記サイトに載っているけど、サムソンがデライラに髪を切られて力を失ってしまったことからきている。

Baby I have been here before
I know this room, I’ve walked this floor
I used to live alone before I knew you.
I’ve seen your flag on the marble arch
Love is not a victory march
It’s a cold and it’s a broken Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah

この部分もおもしろいね。この部屋のことは知っているよ、だって君と出会う前から住んでいたんだから。勿論、この部屋は彼の生活空間、生活そのものね。そして、彼は続ける。
僕の部屋に君の旗を見たよ。勝利した時に掲げる旗のように、アーチに掛かっていた。でも、愛は勝利の行進じゃないよ。 (僕たちの愛は、そんな行進みたいに)冷たくて、壊れているのかな・・・ そんなことないよね。

いや~、痛いよね。一緒に生活するようになると、どっちが正しいとかで、喧嘩になる。言葉では女性の方が大抵強いから、言い負かしてしまうけど、そんな勝利の旗をかざしている様、そんなシーンが浮かんでくる。愛は、勝ち負けじゃない。どっちが正しいかじゃない。

There was a time you let me know
What’s really going on below
But now you never show it to me, do you?
And remember when I moved in you
The holy dove was moving too
And every breath we drew was Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah

ここはMake Love のことかな。かつて君は教えてくれたのにね、素晴らしいMake Love ができたのにね・・・と歌う。

You say I took the name in vain
I don’t even know the name
But if I did, well really, what’s it to you?
There’s a blaze of light
In every word
It doesn’t matter which you heard
The holy or the broken Hallelujah

Hallelujah, Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah

ここも、続きなんだろうな。でも、この辺の性交渉も、もしかしたら、神との会話なのかもしれない。そう思えるのは、2行目、名前すら知らないんだと言っている所から。神の名前は知らないし、知っている必要もないから。微妙・・・

I did my best, it wasn’t much
I couldn’t feel, so I tried to touch
I’ve told the truth, I didn’t come to fool you
And even though
It all went wrong
I’ll stand before the Lord of Song
With nothing on my tongue but Hallelujah

Hallelujah, Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah
Hallelujah, Hallelujah

最後の節では、やはり神を前にして、切々と訴える。一番わかりやすい節でもあるね。
頑張ったようには見えないかもしれないけど、自分なりに頑張ったよ。
いろいろな事を知らなかったから、学習もしたよ。
正直に話したよ。だますつもりはないんだから。
僕がしてきたこと、全部がうまくいっていなくても、でも、それでも、あなたの前にひざまずき、叫ぶよ。隠すことは何もない。そしてあなたを讃える、ハレルヤ!

総括してしまえば、煩悩を持った私たち人間は、いっぱい、ダメなところあるけど、あなたの前で、手の中で、すべてをさらけ出し、許しを請い、そして自分らしく生きてるよ。ハレルヤは神を讃える、最高の賛美。女性を讃えていると受け止めてもいいけど、やはり、神を讃えているとしておこう。その方が、もっと深淵になる。・・・こんな感じかな。そう、ここで登場する、彼と彼女は、お互いに許すんだよ。神が許すようにね。人生の歌、時を越えた愛の歌。だから、心に響いてきたのか・・・ようやくわかったよ・・・!

は~、疲れた。ゴホゴホ。ところで、KD Lang が歌ったバージョンはこれ全部入ってない気がする。ま、いっか。明日は、治っていて欲しい。ゴホゴホ、ゴホゴホ。。。。