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鳥のパフォーマンス


旅行記も終わり、少し落ち着いて、再びのんびり Sun Luis National Wildlife Refuge に行って来ました。しかも、カメラ無しで。まだ大量に残っている写真の整理があるので、これ以上増やしたくなかったのが主な理由です。

それでも2-3枚、携帯で撮ってみました。かつて鳥で埋まっていた湿地帯は黄色い花で覆われています。20150412-20150412_150443

あの大量の鳥達はすでに北の方、もしくは水のある場所に移動していたんでしょう。とっても静かでした。しかも人間もいない。それでも、わずかに残る水辺にトキやアヒルが残っていました。そのせいか、写真を撮るには結構条件はよくなっていたかもしれません。ばんちゃんは満足そうです。20150412-20150412_144157

私は、もっぱら運転手になり、彼の写真のサポート側です。こんなことめったにないので、ばんちゃんにはおもいっきり時間をかけて一人写真を楽しんでもらいました。

そしてボ~っと風の匂いをかいで。。。すると、また違った風景が見えてくる。

鳥のフォーメーションのパーフォーマンスです。え~?カメラないよ~。仕方がないので携帯のビデオで慌てて撮ってみました。モンスターになって何かを飲み込もうとしている様、わかりますか? 主役の鳥の名前はわかりませんが、延々と群れをなして繰り広げられた自然劇、満足でした。

Photo: San Luis National Wildlife Refuge その他の登場人物


シンとして、かすかな鳥のさえずりさえも聞こえなかった場所もありました。それがSan Joaquin Riverユニット。沼地や池があるはずなのに、この4-5年の水不足で乾ききっていました。こんな道が続くだけ。鳥も寄り付かなくなるわけです。20150216-_MG_9784

この植物は何でしょうか。San Joaquinでのショットはこれのみ。雨よ降れ降れ~!!!20150216-_MG_9782

今回の旅、今から振り返ると、まだ登場していない役者がいましたね。
当然、Hawk 鷹。20150215-_MG_2043
Great Egret ダイサギ
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Tule Elk カリフォルニアにしか生息しないエルク。角は毎年春先にポロリとぬけ落ちるらしいです。だから、この立派に成長した角ももうすぐポロリ。。。もったいない。。。
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すずめ
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うさぎ、走っているうさぎショットは初。
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そして、この保護地区の主、ラッキー。保護区案内所の玄関をはいってすぐ、テレビの上が彼のオフィスです。片目を開けて訪問者を迎えてくれます。
捨て猫だったのを拾われたのでラッキーと命名され、今では看板ネコになってます。20150215-_MG_2509
ふゅ~、オシマイ。

Photo: San Luis National Wildlife Refuge 3


短い週末。もう帰らなければいけません。
早朝ホテルをチェックアウトして再びMarcedへ。

いたいた。朝もやの中、小道を散歩する鶴たち。
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これはNorthern Pintail オナガガモ
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こちらはCinnamon Teal アカシマアジ 何やら面白そうなドラマが起こってます。
プレイボーイが女の子に声をかけてる。
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でも、彼女にはすでに彼氏がいるから冷たいあしらい。
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それでもしつこく追いかけてくるので去っていくカップル。どこの世界でも同じようなもんですかねー。
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この子達はStilt セイタカシギ
見て見て!この片足ポーズ決まってるでしょ~?
あっそうね。。。 と、会話しているような。。。
目の上に白いアクセントがあるのでとぼけた顔に見えます。
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光がたくさんあるとやはりきれいなショットが撮れます。鶴。20150216-_MG_4490
この光景、面白い。何万マイルも飛んで移動する渡り鳥なのに、道路は歩いて渡るんです。
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最後は極めつけ。Great Horned Owl アメリカワシミミズク
車の外に出て歩いていたらパークレンジャーが来て注意されてしまいました。ドライブのみが許されている区域だったので、車から半径2-3メートル以外の散策禁止というルールがあるらしいんです。それでも負けず、さんざん文句を言って同情をかったからか、こっそり教えてくれました。教えてもらわなかったら絶対に見つけられなかった、高い、高い木の上の方の巣の上にいたんですよ!!!
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もう、これだけで満足してしまいました。片目でこっちを見ているようよ。20150216-_MG_4606
いつまでも眺めていたかった鳥達ですが、もう帰らなければいけない時間になりました。
ところが、鴨で埋め尽くされた道に立ち往生。どうしたものか思案中、後ろからトラックがもう突進してきてこの光景です。
鳥が一匹も轢かれなかったのが奇跡のよう。20150216-_MG_4576
地味な場所だったけど、また訪れたい。秋になったら違う鳥でにぎわっているでしょうか。20150216-_MG_4404

Photo: San Luis National Wildlife Refuge 2


2日目、前日の収穫なし状態をベースに期待もあまりせず、早朝ホテルを出発。

深い霧の中、うっすらと光が差し込んでいい雰囲気をかもし出しています。DOFが浅い状態に似ている・・・
北端の、それこそ誰も行きそうもないRaccoon Marsh trailの入り口に車を止めて、
「鳥はもうあきらめ。ハイキングだけでもいいよね。」
まさに歩き始めようとしていた所へ、赤いジープが真横にやってきて駐車。ばんちゃんは迷惑顔。

いろいろ話しているうちに、その人も同じくクパチーノの出身者。最近引退して引っ越してきたとの事。彼はもっぱら野草を追いかけていている元、高校の理科教師。
「野鳥がみんな逃げちゃって、ぜんぜん撮れないんですよ。」とこぼしたら、
「Marced Unitに行って見た?Tule Elk は見た?」と、勧められ、Raccoon Marsh trail はさっさと捨ててMarced Unit へ向かいました。

結局私達はその後の大半をMarcedで過ごすことになりました。なぜなら、じゃん!
Sandhill Crane 日本語でカナダ鶴がウジャ~。20150215-_MG_2808

まだ写真を全部プロセスしてないので後からいいショットが見つかるかも。なにしろ、2000枚以上、ここで一気になくなるんです。私の32 GBのCFカードを全部一気に使いまくるってすごい事です。20150215-_MG_2597

それにSnow Goose の群れ。20150215-_MG_3518

それにしても、です。今回しみじみわかったこと。こういう野生動物写真の場合、カメラが質を決定するということ。20150215-_MG_3620
今回は7D (18Megピクセル) のみで200mmのレンズを使いましたが質が悪いです。7Dはフルフレームではないので距離がかせげるとはいえ、ピクセル数が低い。方や、5D (21.2 Meg ピクセル) の方が俄然いいので、結果、編集後は質のよい写真が出来上がる。勿論、もっと近くでのショットならまったく気になりませんが、豆粒みたいなショットを拡大したら違いは歴然です。次回はもう5D だけ使います。多分7Dはあまり使わないことになると思います。

Glossy Ibis

Glossy Ibis ブロンズトキ。羽がとてもきれいです。

Cannonがリリースした最新のカメラ、5Ds (50.6 Meg ピクセル) 欲しいな~。この巨大なピクセル数、Medium Format カメラの領域に迫っています。

Gloassy Ibis のシャープな低飛行。

Gloassy Ibis のシャープな低飛行。

この日も辺りが真っ暗になるまですーっと鳥を追いかけてました。平和です。20150215-_MG_3030

人間は努力するCootsである


パスカルの名言、「人間は考える葦である」をもじり、私は

人間は努力するCootsである

と言いたい。パスカルはナイル川のほとりで葦を見ながら考えたのでしょうか。ナイル川にCootsがいたら、彼の名言は違っていたかもしれない。。。テヘッ!

鳥が空を飛ぶ・・・それは人間が歩くのと同じように当たり前の事。
ただ、彼らが飛び立つ時、とりわけ水上から飛び立つのはそれなりの努力が必要なようです。三日間鳥達を追いかけて、4000枚もの写真を撮ってわかってきたことです。

スレンダーな鳥達は、さほど問題ないかもしれないけど、Cootsにとって飛ぶことは、いつもいつも大変そう。ものすごいエネルギーを使っているようです。

20150214-_MG_1376滑稽なんだけど、涙が出そうなほど愛おしい。彼らの努力、私達人間と同じじゃないかなって思うんです。危なっかしくても、頑張って生きていく。何度も何度も、なりふり構わず頑張る姿、愛おしいよね。やっぱりCoots、好きだ!

 

Coots って宇宙人からみた人間


はははっ!
はい、これがCoots20150215-_MG_2002

どこにでもいる鳥です。いつも群れをなしていて、他の鳥みたいに敏感に逃げないから、必然的によく見る鳥になるわけです。

Cootsのしぐさはユーモラス。親しみやすい。例えば、彼らはあまり飛ぶのが上手じゃないのね。だから逃げていく時の慌てぶりは尋常じゃない。ものすごい音を立てて去っていくんです。20150214-_MG_1364

それから、彼らの足。アヒルのようなひれが付いてないからか、太ってる。
私の足を見ているよう・・・友達~20150215-_MG_1805

なんだかひょうきんな所がある鳥です。

「Cootsってかわいいね。もっと撮ってあげようよ。」と、私。
「Cootsは、例えて言えば宇宙人から見た地球上にいる人間だよ。」と、ばんちゃん。
「いきなり宇宙に飛んじゃうの?」
「人間はどこにでもいるから、宇宙人は人間にはもう興味がないかもしれないよ。」

うひゃうひゃ。お粗末さま。
でも、その例えを借りれば、Cootsには人間のように奥が深い何かがあるとも言えるよねぇ~っ?
ダイヤをちりばめたよう。光に輝いて水滴をのせたまま泳いでいるCoots。
Coots my Love…20150215-_MG_2733

 

Photo: San Luis National Wildlife Refuge 1


3連休の週末を使って比較的地味な場所、カリフォルニアのほぼ中央に位置するSan Luis National Wildlife Refugeという、野生動物保護地区に行って来ました。地図はこちら
20150214-_MG_1577ここは4つの区画に分かれていて、それらを総称しているらしいです。北から南まで細長く、湿地帯が続いています。動物達はそこに集まるわけですね。私達はKesterson Unit、San Luis Unit、Merced Unit、そしてSan Joaquin River Unit へ行きました。すべての地区を回ったともいえますが、その中のほんの一部のみです。

過去4-5年の水不足のため、動物の姿がどこにも見当たらない場所もありましたが、虫はいるようで、蚊にさんざん刺されて帰ってきました。20150214-_MG_1286かゆいよ~!

あまり知識もないまま行ったので、危うくハイライトを見ないまま帰ってくるところでした。その辺のところは次回書きましょう。今日はとりあえず、1日目。

永遠と平らな道を歩いて、それでもあまり収穫なくて、つまんなーい。

見かねたピーターラビット君、こっち見てご覧よぅ~。

なになに?・・・と、突然現れたペリカンの群れ。遠くの方で何やら会議を開いていたようです。20150214-_MG_1218

うっひゃあ、これはすごい。ここでバシバシ撮りまくるんですが、これがこの日のハイライトでした。だって、みんな逃げて行っちゃうんだもん。20150214-_MG_1744

ハゴロモカラスが遠くで笑ってました。

実はこの保護区の周りには狩猟が許されている地区があります。時折深い銃声が遠くから聞こえてきます。だからでしょうか。鳥達は物音にすごく敏感なようです。

ちょっとでも足音を立てると、遠くの方の鳥達でさえ飛び去ってしまいます。この鳥は、多分Greater Yellowlegsだと思いますが、違っている可能性もあり。

20150214-_MG_1569

鴨の群れがきちんとしたフォーメーションを作って空を横切っていったと思ったら、20150214-_MG_1634

すぐに日が落ちて、辺りは真っ赤に染まっていました。あまりにも遠くまで歩いたので、車にたどりつた時はすでに真っ暗になっていました。

下の写真、中央遠くに見えるのはペリカンの小さな島です。

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